カープの優勝パレードが行われた25日(土)、旧市民球場跡地の近くにある「勝鯉の森」石碑に、広島東洋カープ8度目のセリーグ優勝の記録が加わり、お披露目式がありました。
式には県知事、市長や松田オーナー、緒方監督、選手会長の小窪選手ら8人とスライリーが出席し、多くの市民も駆け付けました。
当日は行けなかったので、今日見てきました。
勝鯉の森の石碑
場所は路面電車の原爆ドーム前電停の北側です。
日本シリーズ優勝記念の碑とセリーグ優勝記念の碑が並んでいて、
その隣に衣笠祥雄さんの連続試合出場世界記録の記念碑があります。
2215試合、17年間休まず出続けたなんて‥😮
今回新しく刻まれたのはもちろんこちら
1975年から始まり、42年かけて下まで埋まりました。
緒方監督「来年3連覇したら、新しい碑をつくってほしい」とアピールされたそうです。
旧市民球場跡地
ちょっと気になるのは、勝鯉の森前の旧市民球場跡地。
新しいマツダスタジアムができて9年になるのに、いまだに利用法が決まらず、そのままになっています。
週末はイベントが開かれることも多いのですが、白い壁でおおわれているので、いつも工事中のような中途半端な印象です。
一部観客席が残されています。
跡地利用が決まるまで、できればそのまま残しておいてほしかったな。
たくさんの歴史がつまっている球場、一度見てみたかったです。
隣には百貨店があり、こんな街の中心地に球場があったなんて、信じられないくらい。
試合がある日はにぎやかで、球場を中心に街全体が盛り上がっていたのでしょうね。
色づくハノーバー庭園と本川沿いを散歩
もう少し北側に進むと、赤く色づくハノーバー庭園があります。
西ドイツのハノーバー市との親善友好と文化交流の目的で作られたそうです。
広島出身で雑誌「赤い鳥」を創刊した、鈴木三重吉記念碑。
「夢にのる」という題名のかわいいオブジェです。
そしてすぐ隣には、本川が流れています。
ブラタモリでタモリさんが船で下って行った川。
江戸時代にはこの本川を使って、船で広島城に物資が運ばれていたため、このような雁木と言われる船着き場があちこちにあるそうです。
海抜が低く、満潮時には海水が入ってくるので、川岸を歩いていると海の潮の香りがして心地よいです。
優勝パレードも無事に終わり、カープ一色だった街はクリスマス、お正月へと向けた準備に入ります。
来年、こちらの日本シリーズの記念碑にも、34年ぶりに新しい数字が刻まれたらうれしいな😉