年末に骨折をして、1月4日に髄内釘の手術をしました。
手術翌日からのリハビリのことまとめました。
ベットの上でのリハビリ
手術翌日、翌々日はベッドの上でのリハビリです。
担当は若い男性の理学療法士さん。
むくんでカチカチのふくらはぎをマッサージしてくださって、とても気持ち良いです。
手術後1週間は、免荷(めんか)と言って、怪我した方の脚には体重をかけてはいけないので、移動は車椅子です。
椅子に座って脚を下げた状態でいると
すぐにパンパンにむくんでしまい、まだ、食事もベッドの上でいただきます。
上半身だけ起こして、膝の曲げ伸ばし、足首を上下に動かす、足の指の曲げ伸ばし、足の指でタオルを引き寄せる運動など教えてもらいました。
痛みはあるけど、少しずつどんどん動かした方が良いということです。
リハビリルームへ
3日目からはリハビリルームへ行くことになりました。
エレベーターに乗って上の階のリハビリルーム。
窓が大きく、ベランダには緑もあり、景色良いので明るい気分になります。
念入りな、強めのマッサージ、固まっているふくらはぎが少し柔らかくなった気がします。
初日は、理学療法士さんと一緒の移動でしたが、次の日からは一人で行くことになりました。
怪我をしてから今まで、行動範囲は病室とお手洗いだけでした。初めて一人で違う階への移動、しかも車いすということでドキドキしましたが、普通にできました。
エレベーターの中で向きを変えるところとか、子どものベビーカーを押していた経験が役にたったかも。
それにしても、ひとつひとつできることが増えていくというのはうれしいものです。
久しぶりのシャワー
傷口が落ち着いて、シャワーが許可されました。
膝から下を大きなビニール袋でくるんで、車いすで脱衣所まで行きます。
脱いだら手すりをつたい、椅子に座ってシャワー。
あったかい、気持ちいい、ありがたい、うれしい。
約10日ぶりのシャワー、本当にスッキリしました。
一人30分なので、着替えたり髪を乾かしたりする時間を考えると結構ギリギリ。
良いリハビリにもなりそうです。
3分の1荷重
1月11日、手術から1週間がたち、体重の1/3をかけられるようになりました。
平行棒の中で左足はついた状態で、右足の下に体重計を置きます。
15キロくらいを目安に、体重をかけていくのですが、難しい…。
久しぶりに体重をかけたので、足の裏がピリピリするような、痛いような。
がんばってかけてみても、5キロくらいだったりします。
そして、松葉杖の練習も始めました。
リハビリルームの前の廊下で、松葉杖と怪我したほうの足を一緒に出して、左足をそろえるという練習をしました。
右足に体重をかけるというのがこわくて難しい。
年配の男性も小学生くらいの男の子もがんばっています。私も一歩づつですね。
退院へ
そして、その日の夜、ドクターが来て、
「リハビリどう?松葉杖使えるようになったら、もう退院してもいいよ」っておっしゃて。
まだ一週間くらい先になるかな?と思っていたので意外でした。
「いつにする?」と聞かれて、
その日は金曜日だったので、3連休明けの火曜日に退院させてもらうことにしました。
少しでも早く退院したい気持ちはあるのですが、松葉杖にもう少し慣れたかったのと、平日、子どもたち学校に行っている間の方が、落ち着いて帰れるかなと思ったり。
退院までの過ごし方
だいぶ自由に動けるようになり、入院生活も変わってきました。
食事は起きて、車いすに座り、隣のテーブルでいただくようになり、洗面や歯磨きもベッドの上で済ませていたものが、自分で病室内の洗面台まで行きます。
患部を冷やしていた機械も外されて、保冷剤をあてるだけになりました。
冷たすぎてつらかったのが、少し楽になりました。
上の階の休憩ルームにも行けるので、夫がお見舞いに来たときは、そこで一緒に、コーヒーを飲んだり、アイスを食べたりしています。
ヒマな時間は本を読んで過ごすことが多いですが、足裏を刺激してみたり、マッサージをしたり、なるべく動かすようにしています。
体が疲れるので、夜もわりと眠れるようになりました。
脚の腫れも引いてきました。
退院当日
1月14日、手術から10日目に退院です。
朝、レントゲンを撮り異常がないことを確認して、支払いを済ませ、昼には病院を出ることができました。
18日間の入院生活、医療に携わるみなさんの偉大さと大変さを知りました。
お医者さん、看護師さんや看護助士さん、病院方の明るさと温かさに本当に救われました。
そして、周りの方にたくさん迷惑をかけてしまいました。
私の不注意なのに、優しい言葉をかけてくれた職場の方や、子どもの友達のお母さん方。心配をかけてしまった主人の母。お正月から手伝いに来てくれた実家の母や、がんばった子どもたち。
そして、何も言わず仕事を休んで、家のことをしてくれた夫。
助けてもらったこと、優しくしていただいたこと、忘れないように生きていこうと思いました。