年末の12月28日に脛骨を骨折して入院しました。
入院から手術までのことをまとめました。
手術までの過ごし方
骨折した日が年末の仕事納めの日だったので、1月4日まで手術ができずベットの上で過ごすことになりました。
右足の膝から下を固定して、クッションの上にのせて冷やしたままの1週間。
お手洗いは、看護師さんに押してもらい車いすで行くことができます。
年末なので一時帰宅している患者さんも多く、静かな病院内です。
骨折後から微熱や、足の痛みが続きます。
主治医の説明を受ける
夕方、夫が来てくれたので、一緒に主治医の説明を受けることになりました。
正式な診断名は、右脛骨骨幹部骨折でらせん状に折れている、早く社会復帰するためには手術が必要な事、手術は髄内釘固定で行われることなどを聞きました。
髄内釘手術は、骨の空洞の中に金属の棒を入れて、ひざと足首の部分で固定する手術ということで、入れた金属は、骨が接合した後に抜いても良いし、抜かなくても支障はないとの説明でした。
手術をしない方法だと、歩行できるようになるまで半年以上かかるということで、手術をすることに決めました。
こうなったら、早く手術をしてもらって、リハビリに入りたい。
今私にできるのは、予定通り手術ができるように、体調を整えて過ごすということだけのようです。
病院での一日
朝、6時半に起床、看護師さんが来て体温と血圧、脈拍を測ります。
順番にあたたかいタオルが配られ、顔を拭きます。
その後、7時過ぎに朝食が配られます。動けないので、ベットの上にテーブルを設置してもらっていただきます。
牛乳が苦手なのでヨーグルトに替えてもらいました。
お手洗い以外の移動が禁止なので、歯磨きもベットの上ですませます。
週に2回洗髪をしてくれます。これもベットに寝たまま。
とてもありがたい事なのですが、昨日までは自由になんでもできたのに…と思うと、気持ちが落ち込みます。
頭を無にして何も考えないように過ごしました。
午前中に理学療法士の先生が来て、術後のリハビリのことなどを説明してくれました。
今は、血栓ができないようにと少しでも筋肉や動きを維持するために、横になりながらも足の指をグーパーするなどできる運動をするように、とのこと。
それからお昼ごはん→検温→昼寝→夕ご飯の流れです。
夜は痛みが強くなり眠りにくいので、朝食後や昼食後、夕方などのほうがスムーズに眠れました。
7時ごろ夕食が運ばれてきて、寝る前の検温があり、9時半消灯です。
微熱は退院までずっと続き、氷枕を借りていました。
病室での過ごし方
入院1日目、2日目はテレビを見るのも嫌だったので、ひたすら本を読んでいました。
普段はあまり読まない時代小説で現実逃避。
宮部みゆきにはまりました。
4人部屋だったので、なかなかにぎやかでした。
比較的重症な方や、手術前など見守りが必要な方が入る部屋で、看護師さんの出入りも多かったです。
動けないし、気分もふさいでいたので、直接お話することはあまりありませんでしたが、みなさんも大変なんだとはげまされました。
気持ちが少し落ち着いてからはテレビを見たり、スマホで雑誌を読んだりと気ままに過ごしていました。
病院での年越し
病院なので特別なことはなく、一人静かな年越しです。
夜ごはん、年越しそば
元旦の朝
昼
とおせちっぽいものも用意してくださいました。
謙虚に地道にしっかりと生きていこうと誓った2019年の始まりでした。