高校入学時にはどれくらいお金を準備しておけばよいのでしょう。
いろいろ不安ですよね。
広島市の受験についてはこちらでも紹介しています。
広島市の公立高校入試制度と内申点の計算方法について - 春子ごころ
実際に広島の公立高校の受験から入学までにかかった費用についてまとめました。
私立高校の受験と一時金
広島市では、公立高校を選抜2(一般入試)で受ける子は、基本的に全員私立高校を受験します。
受験料は学校によって違いますが、17000円から21000円。
金融機関で振り込みをします。
私立高校に合格したら一週間以内に一時金5万円から9万円を支払います。
これは私立に入学することになったら、入学金の一部となり、公立に受かって入学しない時はそのままかえってこないお金。
私立高校の受験と合格一時金として7万円から11万円ほど必要です。
娘の受けた私立高校は受験料19000円。
たまたまテストが良くできたのか、入学金と授業料が免除になったので、納入金として10000円だけ納めました。
ですから29000円で済み、とても助かりました。
入学金免除のシステムも学校によって違い、一時金として納め入学を決めたら戻ってくるという場合が多いようです。
最初からそれをねらっていくのは難しいと思いますが、募集要項で確認しておくのもよいと思います。免除になったらうれしいですね。
公立高校受験費用
まず受験料が約2000円、私立と比べると10分の1ほどに、助かりますね。
めでたく合格すると、5650円の納入金を支払います。
合計7500円ほどです。
制服の購入
合格発表があったらすぐに制服の採寸にいきます。
私は合格発表の翌日、開店少し前に着きすぐに購入できましたが、後には20人ほど並んでいました。
一人の採寸に20分くらいはかかるので、朝いちばんが難しければ、お客さんの落ち着く昼過ぎや夜に行くなど、少し時間を考えたほうがよさそうです。
制服代、娘の高校では
ブレザー20000円
スカート13000円
長袖シャツ2枚 7000円
ネクタイ 3600円
ベストとセーター2枚で 18000円
夏服のスカート 13000円
合計75000円ほどかかりました。
現金だとどれくらい用意したらよいのか見当がつかなかったので、クレジットカードで購入しました。
教科書や物品の購入
合格発表から10日ほど後に学校で入学予定者説明会があり、そこで物品を購入します。
中学校までと違うのは教科書代がかかることです。
今まで9年間無料で支給していただいて、本当に義務教育ってありがたいなと感じた瞬間でした。
教科書代 約43000円
学校推薦の電子辞書 約32000円
ジャージ、体操服 約15000円
上靴、体育館シューズ 5000円
合計 約95000円現金で払いました。
電子辞書は個人で購入してもよいのですが、ネットで販売しているものと同じくらいの価格で機能が上回っていたので、学校推薦のものにしました。
学校での販売のためすべて現金でのお支払い。
通学用の定期券もこの日に購入。
その他用意したもの
腕時計 約20000円
通学用のリュック 6000円
靴2足 15000円
お弁当箱と水筒 5000円
靴下 3000円
など約50000円ほどでした。
また、合格、卒業、入学などお祝い続きで外食等が増え予定外の出費が多かったです。
入学式の服装
入学式は多くの保護者が出席していますが、入学式用のセレモニースーツを着ている方は少なめでした
落ち着いた色で、仕事や普段にも着られるような、シンプルなスーツが主流。
小学校や中学校の入学式とは少し違った雰囲気です。
子どもと一緒に入学を喜ぶというよりは、少し離れて見守るという時期にきたんだなと改めて感じました。
まとめ
広島市の公立高校、選抜1(推薦)で受験して合格したら入学まで約18万円。
選抜2(一般入試)で受験すると私立高校の費用がかかるので27万円。
個人的に購入するも含めて、30万円くらいの用意があると安心です。
私立高校に行く場合は、入学金が25万円ほどかかるので、最低でも50万円ほどの用意が必要になりそうです。
入学後には2か月分の諸経費等の支払いもあります。
思ったより大きなお金がかかり、現金で払うものも多かったので、それなりの覚悟と計画的な準備が必要だなと感じました。
しっかり勉強して楽しい高校生活を送ってくれることを願うばかりです。