春子ごころ

内気な転勤妻はるこ、広島でカープの応援しながら子育て中です。

「続ける力」を読んで、続けることが難しい理由と対策をまとめてみました

とにかく飽きっぽい性格で、何をしても続かないのが悩みです。

 

ダイエットも勉強も、節約もすぐあきらめてしまい、

ブログの更新も休みがち、今年になって始めたテニスへの情熱も冷めてきて…。

 

なぜだろう、いい年してこんな自分嫌だな😢と思っていたら、この本に理由が書かれていました。

 

 

続けることが難しい理由

意志が弱いからではなかった。

 

どんなことでも自分の目指すレベルに至るまでには必ず

「退屈で単純なプロセス」が存在するから。

そうです、すっきりしました。

私も最初は何事にも夢中で取り組みます。

でも、少したつとやらなくてもいいやって思ってしまう。

それは、退屈で単純なプロセスをこなせないってことだったのですね。

 

テニス教室の場合、

最初、ずっとやりたかったテニス、子育てがひと段落して、機会に恵まれ習うことができ、本当にうれしくて、スキップするような気持ち。

教室に入って、道具をそろえて、新しいコーチや一緒に習う方たちと出会い、打ち解けようと努力しました。

次の日、筋肉痛になっても、それさえ新鮮で楽しいほど。

ルールや打ち方を覚えていくと、最初は空振りだったのが、だんだん打ち返せるようになり、テンションも高くやる気満々でした。

 

それが3か月過ぎたころ、初心者として一通りのことを教えてもらうと、後はそれを実践するだけ。

少し、新しいことを教えてもらうけれど、基本的には、思ったところに打ち返せるように、コーチの出す球を打つことが中心の練習。

思ったように上達しないし、同じ事やるだけだから、1回くらい休んでも良いよねって思い始め…休むからますます上達しなくなり…半年やったのにこれだけか、みたいな気持ちになります。

 

やる気を持続させるために

 

将来の自分、なりたい自分を具体的にイメージする。

 

休日とか家族でテニスを楽しみたいなと思っていたのですが、だれも興味を持たないので、なんのためにやっているのかよくわからなくなっていました。

週に2時間動いただけでは、ダイエットにもならないし😏

 

ゴールを設定することがやる気を持続させるコツなのですね。

ゴールが決まっていなかったのですから、気持ちが迷子になってしまうのも仕方のないことでした。

人に左右される目標より、自分だけで決められるものが良さそうなので、テニスの目標は、来年の秋までに試合に出ることに決めたいと思います。

 

  

他人と比べない

本当に、日ごろ体を動かしている人は、同じ初心者でも上達が早いので、比べてしまったら落ち込むだけでした。

 

一緒にやっている方が何かコツをつかんだように、バシバシ打ち始めると、

「すごーい、上手だね」って言いながら、

同じ時期に始めたのに、私って駄目だな、覚えが悪いな、もう歳だし、昔から不器用なんだよねー、向いてないのかなー)

って心の中で言い訳してみたり…。

これじゃ、つまんなくなってしまいますよね。

 

そうじゃなくて、

(みんな上達してるな、私も始めたころは空振りばっかりだったけど、今はちゃんと当たるもんね。今日もがんばろうー)

って自分を励ましていけば良いんですよね。

 

習慣化する

歯磨きや入浴のように、「それをやらないほうが落ち着かない」という状態に持っていけば目標の5割を達成したも同然。「続ける力」

 

テニス教室は週1回なのですが、チケット制なので、

今週行こうかな、休もうかなという葛藤が毎週あり、ストレスになっていたのかもしれません。

毎週行くんだ、決まってるんだとカレンダーに記入してしまって、迷わず行くというようにしたら習慣化してくるのかもしれません。

 

 

素直に学ぶ

どの世界でも指導者の教えを忠実に守って、型をしっかり身に付けることから始まる。

素直でない人は、型を受け入れることができないため、何も身につかない。

 

これは私、自分では、素直なほうだと思っていたのです。

でも、どうしても同じ失敗ばかりを繰り返して、コーチから指摘されることが多く、自分では素直に聞いていたつもりでも、直していない、変な頑固さがあったのかもしれないと気づきました。

 

続ける力の大切さ

 

マリナーズのイチロー選手の言葉

夢をつかむというのは、一気にはできません。ちいさなことをつみかさねることで、いつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます。「夢をつかむ イチロー262のメッセージ」

 

将棋の羽生善治さん

以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思っていた。

しかし今は、十年、二十年、三十年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。「角川oneテーマ21 『決断力』」

 

 

それぞれの世界で、超一流の方たちも続ける力を大切にしてこられたことがわかります。

作者は続ける力さえあればどんな夢でもかなうと言います。

そして、続ける力は誰にも平等に与えられていると。

 

まとめ

物事を続けていくために必要なことは、

〇目標を決めて、なりたい自分をイメージする。

〇生活に取り入れ、習慣化する。

〇教えを素直に聞いて、繰り返し実践する。

〇他人とは比べないで、自己ベストを目指す。

〇やればできる、必ずと自分を信じる。

以上を忘れず、取り組んでいこうと思います。

 

私、1つだけ長く続けているものがありました。

17年の結婚生活。

でも、何も努力していないのでこれは、夫の「続ける力」が高いだけなのかもしれません😊

 

続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書)