春子ごころ

内気な転勤妻はるこ、広島でカープの応援しながら子育て中です。

脛骨骨折日記③ 手術

脚の脛を骨折してから1週間。

やっと手術の日になりました。

動けないままのこの1週間、長かった。

 

髄内釘手術

 

手術は、髄内釘(ずいないてい)と呼ばれる棒状のインプラントを骨の空洞に入れて、固定する方法です。

膝を5センチくらい切って、髄内釘を通し、足首と膝の部分をボルトで固定します。

1時間半くらいの予定で、全身麻酔です。

 

手術当日のスケジュール

 

1月4日

昨日までお正月休みだった病院も、動き出してにぎやかになりました。

この日は、月に一度行われる院長先生の回診日で、看護師さんたちが準備に追われています。

院長先生を先頭に、5、6名の先生がついて1人づつ患者に声をかけて、病院ドラマにあるような、光景でした。

f:id:harukoyama:20190513094121j:image

 

手術は14時からなので、朝食後は飲食禁止です。

麻酔科の先生が来てくださって、いろいろ説明をしてくれました。

術後の痛みを抑えるために、ブロック注射を打ってから麻酔をすることに。

痛みはつらいので、少しでも少ない方が良いですね。

レントゲンを撮ったり、検査をしたり、手術用の服に着替えたりして、待ちます。

時間がきて、移動用のベットに移り、手術室へ。なんか朝からあっという間。

夫が手術室の前まで付き添ってくれました。ありがたい存在です。

 

手術

 

全身麻酔なので、手術中のことはわかりません。

宇宙船みたいな、たくさん機械のある手術室で、ブロック注射を打ち、人口呼吸器のマスクを付け、点滴で麻酔が入っていきます。

先生の「眠りますよー」という言葉の後は意識がなく、「終わりましたよー」という声で目が覚めました。

無事終わったようです。

金属が入り、折れた場所がわからないくらいピタッとつながりました。

f:id:harukoyama:20190512005403j:image

 

夢を見ていました。

野球場で息子?らしき男の子がピッチャーをしていて、それを応援してる夢。

実際の息子はまだ小2なのに、夢の中では中学生か高校生くらいでした。

野球もまだ始めたばかりなのに。

グランドの風や土のにおいまで感じられるような、不思議な感覚でした。

 

移動用のベッドで病室に運ばれていきますが、まだ麻酔が抜けていないのかぼんやりした感じ。

呼吸器をつけていたので喉が少し痛いです。

 

手術後

 

手術は無事終わりました。

点滴で痛み止めを入れています。

飲食は許可が出てからということで、夫におにぎりとゼリーを買ってきてもらいました。

術後3時間くらいして食べることができました。

手術の夜がいちばん痛いよーと聞いていましたが、痛み止めのおかげでしょうか?私はそこまで強い痛みは感じませんでした。

夜も2時間おきくらいに看護師さんが、痛み止めや抗生物質の点滴を交換してくださいました。

 

脚の変化

 

ずっと固定されて見えなかったから久しぶりに見た脚。

色とかむくみとか、いろいろびっくり。

 

f:id:harukoyama:20190513092946j:image

 

 

リハビリ開始

 

手術翌日の朝は、さっそく理学療法士さんが来てくれて、リハビリが始まりました。

膝の曲げ伸ばし、足の指や足首を動かすなどベットの上でできることをするようにとのことですが、膝も足首も痛くてあまり動かないです。

f:id:harukoyama:20190513094235j:image

今までは、車椅子を看護師さんに押してもらっての移動でした。今日からは車椅子で自分で行って良いことにになりました。

お手洗いとか自由に行けるのがうれしい。靴を履いて、車椅子に移って、お手洗いに行って帰ってくると、疲れてクタクタです。

体力もだいぶ落ちているみたい。

 

困ったこと

 

あいかわらず37度台の熱があり、寝ている時間が長いせいか、肩や背中、腰が痛いです。

食後に痛み止めを飲むのですが、夜中に痛みで起きてしまい、もう一度痛み止めを飲んでいます。

夜は骨折部分の痛みを強く感じて、同室の方の声も気になり、なかなか眠れません。

子どもたちの冬休みも終わりに近づき、宿題とかだいじょうぶかな?

早く家に帰りたい。

 

でも、手術が無事に終わり、看護師さんや看護助士さんが、「手術終わってあとは良くなるばっかりだねー」と声をかけてくださって、明るい気持ちになれました。