結婚して16年、夫の転勤で7回の引っ越しがありました。
子どもの転校やいろいろな手続きの面倒くささ、知り合いのいない心細さなどマイナス面はたくさんありますが、良かったことも少しはあるはず。
転勤があって良かったこと、探してみました。
人間関係をリセットできる
近所の方や、ママ友、パート先の人間関係に疲れた時、少しこじれてしまった時は転勤によってリセットできるのでありがたいなと思います。
苦手な人がいても、「ずっと付き合うわけじゃないし」と思うと、気持ちも楽になり、悩む必要もなくなります。
親だけでなく子どもも、ちょっと良くない人間関係にはまっているなと感じるとき、転勤の辞令があると、自然に離れられるので助かります。
大掃除をしなくてもきれいな部屋に住める
2年くらいで引っ越していると、そんなに部屋って汚れないんですね。
今の家に住んで3年が過ぎましたが、結婚してから同じ家に3年以上住むのは初めて。
家って掃除しないといろんなところが、こんなに汚れるんだなって、今さらながら知りました。
引っ越しのたびにいらないものも処分するので、子ども3人のわりには、物が少ないほうかなと思います。
また引っ越すと思うと、なるべく物を増やさずに代用品で済ませたりとすっきり暮らせます。
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いろんなところに住むことができる
その地域に住んでみないとわからないことってありますよね。
1回の人生でいろいろなところに住めるのは、良い経験だと思います。
知らなかった名所に行ったり、おいしいものも食べられます。
私は静岡で育ち、親も関東出身で、関西に住むまでは、関西の人に対して偏見というか、とても遠い存在のような気持ちをもっていました。
実際に住んでみると、言葉の違いや、気持ちの表し方の違いがあるだけで、同じだなーと思うことも多かったです。
また、テレビ等でよく北関東の県は存在感がないみたいなこと言われていますが、栃木に住んでみると本当によいところ。広くて豊かな土地、恵まれた自然環境、都会へのアクセスの良さなど、他の地域にはない魅力がありました。
今住んでいる広島も、1度も来たことがなかったので、不安でした。
海もあり山もある環境の良さ、平和への思いや取り組みなど、本当に素晴らしい面が多く、ここに住むことができてありがたいなと思います。
家族のつながりが強くなる
転勤で知らない場所に行ったら、困ったことがあってもだれも頼れず、もう家族で助け合うしかないのです。
私は比較的早く結婚して、何かと実家に頼りがちでした。遠く離れてしまうと、自分で何とかするしかなく、気持ちの中での親からの自立もできたような気がします。
それに夫とけんかすると、話す人がいなくなるから、自然と大切にしようという気持ちが芽生えてきます。
また、知らないところへ飛び込むのって、大人でも嫌なので、子どもも苦労してるだろうなと思うと、あまり小言も言えません。
みんなでいろんなところで暮らして、良いことも悪いこともあって、いろいろ乗り越えてきたなと思うと、よりつながりは強くなったと思います。
子どもが地名を覚えるのが得意になる
長女も次女も、都道府県名の問題が得意。
地図を見ながら、ここで生まれて、最初にここに引っ越してとか言ってるうちに、自然と覚えたようです。
小4の次女は、特に勉強して覚えたわけではないけれど、学校でいきなり白い日本地図に都道府県名を書くテストをしたら、全部書けたと自分でも驚いていました。
広島からしたら関東とか遠いので、小学生は東京とディスに―ランドのある千葉くらいしか知らなくても当然なんです。
うちは栃木に住んだことがあり、地図で見ると、栃木の海側の隣は茨城、反対側は群馬、下には埼玉があって上には福島があるというのが、感覚的にわかるようです。
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まとめ
転勤て家族にとっては大変な事も多く、転勤制度を見直そうという動きには大賛成。
でもひと段落ついた今になってみると、プラスの面もいろいろありました。
これからも、まだ転勤があるかもしれないけれど、今一緒に暮らせることに感謝しながら、楽しく過ごしていけたらいいなーと思います。